まずは役職の絶対業務をおさらい。
○開店時間に必ず開店させ、閉店時間まで店を管理する。
○新台オープンの時、必ず営業許可を貰う。
この二つが出来ない役職は今直ぐ辞めた方が身のためです。
これは結構マジです。
で。
問題は、新台の検査。
この検査が通らなければ開店できません。
遊技台には「枠番号」「セル番号」「基板番号」があり、
どれか1つでも書類と違えば開店できません。
この番号の確認こそが入替え作業の全てと言っても過言ではありません。
私の場合4〜5回確認します。
番号シールに穴が空くほど見つめます。
ある日のこと。
私はいつものように確認作業に入りました。
一番危険な中古台。
台トラブルや、故障が多い中古台。
作業にも自ずと力が入ります。
一台目・・(^◎_◎^) ☆ジロリ・・・・OK
ニ台目・・(^◎_◎^) ☆ジロリ・・・・OK
三台目・・(^◎_◎^) ☆ジロリ・・・・OK
・・・・ん?
あーーっ!こいつは・・・ば、番号が・・・
修正ペンで書き直してあるじゃないの!!さてどうしたものか・・・
所轄によって対応が違う。と冒頭で説明しましたが、
当方の所轄は、例え中古台でも出荷状態でなければなりません。
番号を修正ペンでなんて・・・
問 題 外 !この台を以前使っていた所轄ではこれでも良いだろうが、
当方の所轄では
即 死 確 定 !やっぱり言わせて下さい。
なんとかしろ!うんこ警○!すっきりしたところで、別にどうなる訳でもないので、
早速イトキン課長に報告。
あ、竹本じゃどうにもならんからね。
私「課長。あの・・新台なんですが・・・」
イトキン「んあ、どうした」
私「番号シールが修正ペンで・・直されてます・・」
イトキン「なにぃ!」(#゚Д゚)
私「もちろん・・・ダメ・・ですよ・・ね?」
イトキン
「当たり前だろが!」:・∵;(ノД`)ノ ヒイィィィ
怒ってらっしゃる・・・
私「どうしますか?」
イトキン課長は台を確認しに行き、
その後事務所で1時間悩んだ挙げ句、
1つの解決策を打ち出した。
イトキン「いいか・・竹本、クロノス。これからやる事は誰にも言うなよ」
竹本、私「は・・はい・・」
イトキン「これから俺は・・」
イトキン「番号シールを・・」
イトキン
「偽造する!」うっそ〜〜ん私「ま、まじですか・・」
イトキン「ああ、大真面目だ」
竹本「でもそれって・・犯・・」
イトキン「分かってる。見つかれば私もただじゃ済まないだろう」
こいつ・・ある意味・・バカ?
そんなの、仲介業者か前に使っていた店の責任なんだから、
その辺でゴネればなんとかなりそうだが・・・
それに作るって言ったってそんなにそっくりにはできないでしょ。
そんな私の胸の内も明かさぬまま、偽造作業が始まった。
1時間後・・・
イトキン「これで・・どうだっ!」
そんなに力入れちゃって・・どうせ直ぐバレるって・・
期待などとっくに殴り捨てた私も
一応出来上がったシールを見る。
クリソツイトキン課長ごめんなさい。
あんた天才。
結局、開店はできましたが、
次の入替えで外した事は言うまでもない・・・
という事があったとか無かったとか。
でも、
所轄ごとの温度差はなんとかして下さい。
もし、これでも直らないようだったら、
私が総理大臣になって、警○を完全民営化します。
そして、駄目な人はクビにしますのであしからず。
と、友達のオヤジの従兄弟の嫁の妹の旦那が言ってました。
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