短編です。
暇な時にでも読んで下さい。
暇じゃない人は仕事して下さい。
興味のない人は飛ばして下さい。
私には相方がいます。相方とは、二人で協力してお店をよくするために
組むパ−トナーであり、お互いの苦手な部分を補強しあう仲が好ましい。
しかしながら、私の相方は女性であり、いいお年を召しておられる。
正直な話、体力という面では私に遥かに劣ります。しかし豊富な人生経験と
女性しか感じられないような感性が相方に寄せる期待であります。
私「おはようございます」
(相方の方を見て)
相方「おはよう・・・」
(パソコンに夢中)
手のひらを閉じ、頭部に時速100㎞くらいで接触させてやろうかと
思う人もいると思いますが、私は小さな頃から女性には何があっても
手をあげてはいけないと叩き込まれて生きてきたので、そんなことは
微塵も思いません。むしろ可哀想だと哀れむだけです。
しかしながら、そういった輩には多少の制裁を加えないと、これからの
社会人生活で痛い目に合うことは間違いありません。なので、わたしは
無言の制裁を行ないます。「口きいてやんない」制裁。
制裁は下され、見事一言も喋ること無く、相方の仕事終了時間になりました。
というのも、私は入れ替えの準備作業に没頭していたので、喋る隙を与えま
せんでしたので、自然とお互い無口になったのです。
入れ替えといえば、今回の入れ替えは総中古台なので、作業が大変です。
しかし、私と相方は上手く得意分野で仕事を分け、私が台の準備(配線、鍵etc)
相方がポップ関係(DM、台札etc)を担当してお互いに助け合って仕事をしています。
今回は中古台ということもあって、どちらかといえば、台の準備の方が大変ですが、
その辺は暗黙の了承となっており、私から文句をいうこともありません。
また、入れ替え当日も私が全部入れ替えを行ないます。さすがに女性にはちと
厳しいからです。台は重いし、取り付けの機具も重いので。
ここまで見ると、殆ど私が入れ替えをやっているように見えますが、
先ほども書きました通り、ポップや台札、DMは相方がやってくれます。
意外と時間がかかるので、所要時間的にはどっこいどっこいです。
今日の帰り際。
相方「お疲れ様です」
私「お疲れ様でした」
相方「あ・・・」
相方「DMと台札よろしく」
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準備全部じゃん今まで私を教育してくれた親族の皆様。
すみません。
本気で殴ってやろうかと思いました。(変な顔になるまで)
気が向かなくてもドウゾ。
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