皆さんも御存じの通り、多くのパチンコ台の素材は「木」が多く使われている。
更に、ウチの店は築２０年も経過しているほどの古いホールのため、
島内も、ほとんどがベニヤである。
はっきり言ってヤバイ！！燃え広がったら大惨事に！！！
私は、猛ダッシュで現場に向かう！
み、見事なりぃ・・モクモクなりぃ・・
危険だと思いつつも、パチンコ台を開ける！！！
・・！！！
・・・！？
・・・あれ？
燃えてないジャン♪
束ねてあった配線が熱で溶けてしまい、銅線の部分が露になっていた。
この配線には電気が流れているため、ベニヤが焦げていたのだ。
とりあえず、火は上がっていないので、配線を一本一本切っていく。
一通りベニヤを焦がしていた配線は切り取ったが、問題はその後。
束ねてある配線である。なんか、バチバチしてるし・・・
火花散ってるし・・・
触ったら感電しそうなので、かかりつけの電気屋へ連絡をして、見守る事に。
と、そこに連絡を受けた竹本店長登場！！
一通り一連の説明をして指示を仰ぐ。
竹本「おい！そこの束ねてあるやつなんとかしろ！！」私「・・え？」
私「・・この・・・」
私「・・バチバチしてる・・ヤツ・・ですか・・？」
竹本「おう！あたりめぇじゃねーか！！」私「ど・どうやって・・ですか・・・？」
竹本「おまえ、便所に行けばゴム手袋の一つや二つあるだろーが！！」おまえ、あれは便所掃除の時に手が汚くならないように使うものであって、
電気屋が使う感電防止のそれとは違うんだよ！！！(#ﾟДﾟ)ｺﾞﾙｧ!!
と叫びたい気持ちをそっと押さえ、
私「ちょっ！それは・・・」
竹本「大丈夫じゃね？」私「この配線には何Vの電気が流れてるか分かりますか？」
竹本「いいや。ワカンネ。」ひ と ご と だ と 思 い や が っ て ・ 凸(ﾟДﾟ#)渋々
「便所用ゴム手袋」を装着し、作業にかかる。
なんか、爆弾処理班の気分が今ならよく分かる。。。。。
島の中は暑いし、電気が目の前でバチバチいってやがるし・・・
そして・・
遂にこの時が来た・・
私は息をのみ、そして祈りを捧げ、
意を決して配線の束に挑む！！！！
そっと手を近付けると・・・((((；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
？？？「だーめだよ。危ない危ない。」だ・・誰だ・・・?
振り返るとそこには・・・
電気屋（￣ー￣）ニヤリで、電気屋
ｷﾀ━━━━ヽ(ﾟ∀ﾟ )ﾉ━━━━!!!!電気屋「そんな手袋じゃ直ぐに溶けて感電するぞ！！」
えぇぇぇぇぇぇ！！！！！！アブねぇええええええ！！！
竹 本 ち ょ っ と こ い ！(ﾟДﾟ#)ｺﾞﾙｧ!!しかし、その場には竹本はすでに居なかった・・・
アンタ店長のクセに無責任すぎ・・・
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