私の目の前をお客様が通り過ぎ、そのままトイレに入っていった。
まぁ普通です。恐らく「小水」でしょう。
しかし!!
そのお客様は数秒もしないうちにトイレから出てきて、
ものすごい形相で私の方へ走ってきた!!!!
お客様「おいっ!」お客様「トイレが・・・」お客様「燃えてるぞ!!!!」私「え!?」これはヤバイと思い、トイレに猛ダッシュ!!!
バタン!・・・
・・・あれ?
ドコ(゚Д゚≡゚Д゚)?
そっと奥に進むと、壁に埋め込まれたストッカーの中の
トイレットペーパーが燃えていた。
小尾森店のトイレには、木造の物が使われていないので
ストッカーの所だけ燃えていて、炎が広がる心配も無い。
私「ふぅ!とりあえず、バケツに水でも汲んでくるかな。」
燃え広がる心配も無いし、炎自体は私の小便でも消えそうなほどである。
私はインカムで、一報を入れた。
私「トイレで小火発生!只今より消火作業に入ります。」
仮にも火事である。私は急いでバケツを持ち、水を出した。
すると、1つの影が私の後ろを横切る!!
そして、トイレに入り、
???「そこをどけぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」え?誰?
と、その時!!
ブゥワァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜目の前に白い煙が立ちこめる!
な、なんだ?何かに引火したか?
・・でも・・
・・・・煙臭くない・・
ふとトイレを見るとそこには!!
竹本!そして、目を下に下ろすとその手には・・・
しっかりと消化器が握られていた・・・
おまっ、それって・・
普通に水で消せるだろ?
俺の小便でも十分な火力だぜ・・・
しかし時すでに遅し・・
窓のないトイレは見るも無惨に真っ白!
粉だらけ。
別名
二次災害である。
ま た お ま え か
(゚Д゚#)余計な仕事を増やすなよ・・・
結局、消化剤の掃除の為、男子トイレは1時間閉鎖。
仕方なく男性のお客様は、女子トイレで用を足してもらうことになり、
その都度、頭を下げ、状況を説明するはめに・・・
体中粉だらけになるし、鼻くそも粉っぽいし、息苦しいし・・
そして、掃除も終わり、トイレを開放。
私「いやぁ!今日はマイッタ」クッ……ヤラ( ゚∀゚ )レタ!!!
竹本がどこからともなく現れ、
竹本「お疲れさん♪」あぁ?てめぇ、掃除もしねぇで何が「お疲れさん♪」だぁ?(゚Д゚#)ゴルァ!!
この後、誰もが耳を疑う一言を竹本が発する!!
竹本「俺の判断最高じゃね?」(゚Д゚#)・・・
(#゚Д゚)・・・
(゚Д゚#)・・・
・・はいはいグッジョブグッジョブ・・
頼むから死んでくれ・・・
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