んで、
当然、中には「パチプロであろう」人物も来店するわけです。
推定年齢27歳のR32のGT-Rに乗ったオニィちゃん。
従業員はみんな、「ゴローちゃん」と呼んでいますが、
どうやら本名のようです。(爆)
設定の読みも然り、立ち回りも然り、
店長以下、私を含め従業員全員がプロと認める
凄腕のスロプロなのです。
マイ店はランダムな時間で高設定を公開します。
出来る限りオブラートに包みまくって公開します。
他のお客さんはこの公開をメインの立ち回りとしていますが、
なぜか、ゴローちゃんは公開前には高設定に辿り着いているのです。
よくある設定の入れ方で、出たら下げる。出なかったら上げる。
といった入れ方ではなく、「こういう風にやったら面白そう」てな感じで、
悪く言うと「適当」良く言えば「奇抜」な設定の入れ方をしています。
なので、マイ店の設定にはパターンや癖などは無く、
そう簡単には看破できるものではありません。
それでも高設定に辿り着くとは、流石はプロですよね。
昨日の公開時間のこと。
私が札を差しに行くと、やっぱりそこにはゴローちゃんがいました。
「やるな」と思いながらもデータを見ました。
「押忍!番長」
BB3回 RB2回 只今回転数
965回。ドーーン!!まさかの撃沈パターン。
番長なんで、高設定でも単発でこういったハマリはありますが、
棒グラフもアルプス山脈を彷彿させる高度をキープ。
設定1でもあまりあり得ない光景がそこには広がっていました。
このパターンだと間違いなく
「ほんとかよぉ~?」
とか言って睨まれる。
そんな時は、何も言わずにさり気なく、そして軽やかに、
忍び足でさっさと差して、とっとと帰るのが一番なので、
何かを言おうとしたゴローちゃんに気づかないふりをして
とっとと事務所に退散してきました。
残念ながらどう見ても低設定の出方をしています。
売り上げも既に10万を超し、撃沈。
先程も天井バケで128スルー。
流石のプロも運には勝てなかったのでしょう。
プロであるなら、時間も残り少ないし、
ズタボロのボロぞーきんに成り果てたこの状況では
負債を増やさない為にも止めるのが定石。
例え、高設定だとしても。
んが、
ゴローちゃん、
追う追う。猪突猛進とはまさにこのこと。
亥年にはもってこいの突進ぶり。
そして更に900超えて、
およそ2200回転ぶりのビックをゲット。
しかも連荘の期待大の青7。
んが、
1ゲーム連荘なしの128スルー。
あちゃ~たま~にあるんすよね。
高設定の癖にやたらと出す気のない台。
ガセ公開だと言われても文句の言いようがない程の糞台。
設定判別の難しい番長で、高設定と信じろと言うほうが難しい。
見事そんな糞台に当たったゴローちゃん。
帰り際に私のところに来ました。
捨て台詞の一つでも吐いて行くのかな?
と思ったのですが、
ゴロー「あ~あ・・・」
私「酷いっすね。あの台・・・」
ゴロー「良さそうだったから止めるに止めらんなかったよ」
って。
どこが良さそうなのか凡人にはサッパリ分かりませんが、あざ~っす!(いっぱい負けてくれて)
↑ ↑ ↑ ↑
いつも、あざ~っす!
今日も、あざ~っす!
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