この女性がうちの店に来るようになって暫くした頃。
1人の女性従業員が、
「あの・・今度トイレットペーパー買ってきていいですか?」私「ああ、いいよ・・ん?そういえばこの前買ってきたばかりじゃない?」「そうなんですけど・・もう残りが少ないので・・」私「はいよ、分かった。」この時私はただ単に女性客が増えただけだと思っていた・・・
数日後
常連のおばちゃんが、
「ちょっと!トイレあふれてるよ!」私「はい。申し訳ありません!」私は直ぐに掃除するように女性従業員に指示をだした。
まあこんなことはよくあることで、いわゆる嫌がらせである。
日常茶飯事であった。
予想通り
トイレにトイレットペーパーが丸ごと詰められていた。
だが、
女性従業員から聞いた話だと
予備のトイレットペーパーも無かったらしい・・
もしかして・・
二個も流したか?全くなんて奴だ!!
そんな輩をもちろん放っておく訳が無く、
恒例の
キャメラチェ〜〜〜〜ック!!
私は事務所に走った!
皆さんも大体予想は付いてると思いますが、あえて発表します!!
そう、冒頭での説明があったあの
帽子の女性!かといって、注意をするのも失礼かと思い
(万が一違ったらエライ事に・・)
要チェック人物とし、従業員に伝えた。
それからは帽子の女性がトイレに入った後は必ずチェックをするようにと。
本人もそれとなく気付き、トイレ詰まりもなくなり、
一件落着!!と思いきや、
トイレットペーパーの消費量が伊達じゃ無い!!
ほんっとはんぱねぇ!
何故?どうして?おいおい!どこいった!?
まさか、詰まらないように地味に流してる?
んな馬鹿な!!も、もしかして・・・
パクったか〜〜〜〜!?そう彼女はトイレットペーパーを持って帰っていたのだ!!
今まで・・
ずっと・・
今度持って行こうとしたら注意してやろうと思った矢先・・
あるトラブルが原因で彼女は来なくなった・・
こうして事件は幕を閉じた。
そして伝説となった。
「トイレ女」
終了
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