「いらっしゃいませ!!いらっしゃいませ!!」 ポーン! ジャラジャラ
「○○番台確変スタート!!」 ポーン!
「あ、ビック!ビック!ビックビック!BIGボーナスゲームスタート!!」もうサイコ−!!
私はこんなのを待っていた!これぞパチンコ店の醍醐味。
汗だく息ハアハア!!
そんな中、一通のインカムが入る。
「えー、トイレチェック行ってきマ−ス!」私「了解!!」自然と返事にも力が入ってしまう。
ホールの人手が少なくなり、更に忙しくなる。
私はこの後の、冷たいコーラと愛煙草のセブンスターでの休憩が
頭をよぎって、独りニヤける。
私「ふふふっ!ふっふっふ!!」 ←完全に逝ってる。暫くして第二報が入る。
「すみません。副主任、トイレまでお願いします。」ん!? なんかテンションやけに低くね!?
う○こでも詰まったか?
たかがう○こ掃除ごとき!!
すかさず返事を返す。
私「おいおい!トイレ掃除くらい1人でやれよ!!」激を飛ばした。
「いやっ、それが・・・」んだよ!!
こっちは忙しいんだよ!!
こうなったら直に激飛ばしたる!!
私はトイレに向かい猛ダッシュ!!
バタン!! 二ュル私「んだよ!!う○こくらい1人で・・・」「・・」
「・・・」
「・・・・!?」
警告
ここから先はグロテスクな表現が含まれています。さて、ここからは勇敢な方だけが読める領域。
私は自分の目を疑った。
そう、まるで今ここで凶悪殺人犯が人を切り刻んで血が飛び散ったように
う・○・こ!壁にも、床にも、しまいにゃ鏡にも
う・○・こ!
う・○・こ!
う・○・こ!
う・○・こ!
う・○・こ!「んなんじゃこりゃぁぁぁぁぁ!!」そういえばなんか足の裏が二ュル二ュルする・・
案の定!
う○こ!靴の裏の溝でしっかりとキャッチしてやがる。ぅぅぅぅ。
臭い!汚い!気持ち悪い!
まさに3K。
トイレを一時封鎖!!
ここからが勝負!!
あまり時間を喰ってしまえば、善良なお客様の迷惑になる。
しかも本日はイベントデー。
トイレに御用のお客様は平日のそれとは比較にならない!!
私「急げ!!!!」15分が閉鎖限界時間。
ヨ−イ!ドン!まずは自爆覚悟でトイレ全面に水を蒔く。
予想通り、
う○こが水に浮き、トイレ中を漂う!
もちろんその中を突き進まなければどうしようも無い。
モップとちり取りでう○こをすくう。
たまに込み上げる吐き気と、潤む目頭と戦いながらう○こと戦う!
全てすくいあげたところで残り時間5分!
残りの5分で鏡のブツと、床の水気をなんとか綺麗にし、
トイレ封鎖解除!!ふぅ、なんとか間に合った。
ほっとしたら怒りが込み上げてきた!!
私「誰だ−!!コノヤロウ!!ぜって−捕まえてやる」私は怒り、犯人を突き止めるべく事務所にダッシュ!!
そう、我が事務所には最新鋭のキャメラがある!
時間を遡れば、大体の予想はつく。
そう・・予想は。
結果、容疑者は二名に絞られた。
・・・しかし証拠が無い。
まさか「う○こばらまきました?」なんて聞けないし・・
悔しくも容疑者止まりで無罪放免。
しかし・・
果たして犯人はどうやって
う○こをばらまいたのか?大きな謎を残して事件は幕を閉じた。
恐るべし!う○こマン
終了
こんな汚い話を読んで下さった方々ありがとうございます。
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